ソニーの高級デジカメが本格化したと思ったら、すぐに世界でも類の無い画素数でアルファ900を発売した。すでに5ヶ月となる。早めに手に入れて現在ほぼ1000枚ほど撮影したが、レンズは700の時から購入していないので、まだ20mmF2.8の一本である。
このカメラにした大きな理由は、視野が100パーセントでしかも20mmの写角(しゃかく)がそのままで写る。このことは昔からのレンズを使い慣れている人にとっては重要なはずである。
それともう一つ、解像度である。世界で始めての2460万画素とは、フィルムカメラには及ばないが、実用上何らフィルムカメラと変わらない。しかも、こちらはフィルムを使わないので化学反応などの色処理も無く、肉眼で感じたそのものを定着し、途中でゴミやホコリが混ざることも無い。
よく見るとアルファ700より一回り大きいが、すぐには気が付かないほどの形状である。ただアルファ900の方が、持ったときにずっしりとして重く感じる。それでも、他社の物に比較するとかなり軽く感じる。
左の写真を見て判ると思うが、上部三角プリズム部分には内臓ストロボが無く、フラッシュは専用の物を付属品として用意している。早く言えば、以前からのカメラのように基本のものだけしか本体には付いてなく、フィルムがCCDに変更されただけというイメージが強い。逆に、こんなカメラを探していた人も多い筈である。
ボディを手に取った時に、すぐに感じることが出来るのは700と同様、手の中で石ころを転がす感覚だ。それほど余分な突起が無くて扱いやすい。操作性も700とほぼ同じで、液晶部分が少し大きくなった程度である。
撮影時のセットも一発でOKであり、目的のマークにダイヤルを回せば最適のモードになり動作する。高級カメラを使い慣れている人には少し物足りないと思うが、これに慣れると、便利さが普通になるのには驚いた。例えば、スポーツもモードに合わせると、シャッター優先の最高速度モータドライブも自動的にセットされる。毎秒、5コマはかなり速写を感じる。
まだツアイスのレンズを装着して撮影していないが、カタログによると可なりのものの様である。今後の楽しみの一つにしたい。



