正月はいつの時代も気分が良いものです。
昭和から平成に時代が移り、すでに丸20年が経過してしまいました。昭和天皇が崩御された日のことも次第に忘れられようとしていますが、今や日本もそれどころではないようです。天下のトヨタ自動車でさえ3月決算には赤字を出すこととなりました。米国リーマンブラザーズ証券の破綻を発端とした世界同時景気後退など、ここ数年で様々な変化が起こってきました。しばらくは、少し心配の種が尽きないようです。
こんな時にはゆっくりと、将来のことを考えながら計画書を立てることが肝心です。
最近の私たちは、日々の仕事や遊びに疲れて、じっくりと物事を見ることが出来なくなってしまいました。生活用品が充実したと思えばゴミが氾濫し、人間付き合いに陰りが生じて淡白となり、いつもカリカリする人が多くなってきております。このことは、古き良き日本の文化をも忘れ去り失いかけているように思います。今でも一部の国では残っているようですが、単純ではあるけれど毎日の生活を充実させながら気持ちにゆとりを与え、物を大事に使用し出来ればそれを後世にまで引き継ぐ。わざわざ地球環境のことを考えなくても結果として自然と有効に働くのです。同時に文化や技術の伝承にも力を入れる気持ちも沸いてくる。
戦争に負けた日本は、米国に追いつけとばかり皆がむしゃらに働いて来ました。その結果何とか欧米にも肩を並べる技術や経済を確保していますが、生活の余裕という点では一部の日本人を除き、まだまだ追いついていないのです。
欧米にはスローライフという造語があります。イタリアで生まれたようですが、直ぐにヨーロッパ全体に広がりました。簡単に言えば、生活に真の充実感を求めて真面目に人間らしく生活することです。一例が北欧です。彼らの年収は決して多くは無いのですが、無駄をせずに一つ一つ大事に生活をし、子供たちへの配慮も他国に比べると数倍重要視しているようです。かつての日本も物質こそ恵まれていなかったけど、スローライフ
が滲んでいた時代がありましたね。我々の生活にファーストフード(すぐに食べれて何とか間に合わすことが出来る)も時には必要ですが、ゆっくりと味わえるスローフードもこれからの流行語にしたいものです。
上の写真は、昨年の1月13日に鳥羽市国崎(くざき)海岸で撮影した日の出の風景写真です。カメラはソニーアルファ700に20ミリレンズを装着しています。海には殆ど波も無く、朝日の光が海面に映る様子も出せました。今年はこんな風な年になって欲しいものです。昨年は余りにも波が大き過ぎて船を漕ぐにも力が必要でしたから。
現像ソフトはアドビフォトショップ6.0を使用しております。



